【映画】地獄でなぜ悪い

園子温監督では「愛のむきだし」以来の衝撃。開始から仁義なき戦いのテーマが流れる。自主映画撮影に憧れる4人組(ファックボンバーズ)がきっついなと感じつつも、このテンションにも次第に慣れてくる。最後はついて行くどころではなく、彼らと一緒に踊る。…

【映画】松ケ根乱射事件

覚書、ネタバレを含む。 山下敦弘監督、新井浩文主演。 木村演じるならず者夫婦が出て来る時間が長過ぎ、物語上バランスをおかしくしている思う。妻の川越は鑑賞後まで後引く不気味さがあるが、木村の無表情は怖さというよりただ退屈なだけで間が持たない。 …

【映画】ムカデ人間

覚書、ネタバレを含む。 冒頭、肛門と口が結合された3頭の犬の写真を愛おしそうに撫でる君の悪い男。そこに現れた野外で用を足そうとトラックを降りた男の後をつけ銃口を定める。 B級アメリカホラーの教科書のような女性二人が登場、タイヤがパンクし雨の中…

【映画】ミスター・ノーバディ

繰り返しの鑑賞に耐えうる映画は少ないが、「ミスター・ノーバディ」は間違いなくその中に入る。 「ではどれか1つを選べということか?私の生きたどの人生もが真実だ。どの道も正しい道だった。『人生には他のどんなことも起こり得ただろう。それらには同等…

クレジットカードを不正利用された話

別にたいした話ではないんですが、クレジットカードを不正利用されるなんて人事だと思っていたので。 11月に見慣れない番号から着信があり、出てみるとORICOのカードデスクからで、「XX月XX日にネットで50,000円のカード利用があるが、間違いないか」という…

大瑛ユキオ「ケンガイ」1,2巻についての所感

大瑛ユキオ「ケンガイ」2巻発売を機にまとめ買いしてむさぼり呼んだ所感。 超面白い 白川さんが素敵生理とまるくらい酷い食生活してるくせに好きなものにはお金を惜しまない、行動を合わせてくる伊賀に露骨にいやな顔をする、何気に背が低い、貞操観念破綻し…

「孤独」より「共同作業」が好ましいという思い込み

創造性を上げるには「孤独」になれ ●他の人に邪魔される環境で働く人は、孤独に働く人々と比べて仕事で5割ほど間違いを犯しやすくなり、仕事を終えるのに2倍かかるという。●ところがそれ以後の数十年間の研究調査で判明してきたのは、個人はグループで働く…

誰が失敗はだめだと言ったのか

「より速く適切に学べる人」:その理由 努力をほめられた生徒たちは、テスト結果が有意に上昇し、平均スコアが30%伸びた。彼らは、たとえ最初は失敗しても挑戦することを望んだので、より高い 成績を得たのだ。この結果をさらに際立たせるのが、最初にラン…

「中国人」になりたくない「香港人」

「香港人は犬」発言で中国への怒り爆発 香港返還から15年がたった今も、香港の人々は自分たちを本土の中国人とは別ものだと考えている。香港大学の最近の調査によれば、回答者の中で自らを 「香港市民」と認識する人の割合は過去10年でもっとも高くなってい…

交通事故でテオ・アンゲロプロスが死去

ギリシャの映画監督、テオ・アンゲロプロス氏が24日、アテネ近郊で新作映画の撮影中に道路を渡ろうとしてバイクにはねられ、搬送先の病院で死去、76歳。ギリシャ紙カティメリニ(電子版)などが伝えた。 残念すぎる。「永遠と一日」もっかい見たい。

富士通のSEはどこへ行くのか

富士通の3万人SE職務転換大作戦は成功するのか? 富士通、余剰SE変身作戦 富士通がグループで抱える約3万人のシステムエンジニア(SE)の大がかりな職務転換に乗り出した。一つのシステムを複数の企業などが利用するクラウドサービスがこのまま普及すれ…

芥川・直木賞に希望を覚えた

芥川賞受賞会見・田中慎弥さん - NHK「かぶん」ブログ 久しぶりに文学賞に興味を持った。中高校生のころ、純文学に憧れて芥川・直木賞の受賞歴がある作家を探し、阿部公房、堀田善衛、遠藤周作、司馬遼太郎、中上健次などを読むことができた。なんて面白いの…

TOKYO RISING

TOKYO RISING 東京で生まれて、東京で育ち東京で働いていると、自分の世界がすごく狭く感じることがある。人ばっかり多くて大きな建物が次々に立つ、田舎者が集まってきて上京物語を語る、そんな一切も日常に溢れるありふれた光景として捉えてしまう。ニュー…

頭がよく見えるということ

僕は自分が思っていたほどは頭がよくなかった - しのごの録 元ネタは reddit というソーシャルニュースサイト。自分は他人よりも頭がよいとずっと思っていたが理系エリートが行くMITへ行けない事がわかり悲観している学生に、MIT卒業生・現面接官を名乗るひ…